Pork Donburi with Worcestershire Sauce 豚肉のウスターソース丼

Donburi (meaning “rice bowl”), or simply don, is a beloved Japanese dish that is said to date back to the Muromachi or Edo Period (from the early 14th to the mid-19th century). It’s a one-dish meal where white rice is topped with seafood, meat, and/or vegetables. Variations include ten-don, with tempura; katsu-don, with a pork cutlet; and oyako-don, with chicken and simmered egg. As rice is a staple in both Chinese and Japanese cuisine, this recipe is a classic Chinese dish reinterpreted for ingredients that are available outside China and served over Japanese rice, which pairs well with any dish. This hearty and filling donburi recipe represents a true fusion of Japanese food culture and Chinese cooking techniques.

天丼、カツ丼、親子丼。1つの器に白ごはんとおかずになる具材を乗せて食べる豪快な「丼」は、室町〜江戸時代から発展したと言われる、日本人が愛してやまない大衆食文化のひとつです。今回は、同じくお米が主食文化の中国圏で作られる定番のおかずを、海外でも手に入りやすい材料に置き換えてアレンジしました。どんな料理も懐深く受け止める日本のお米。日本の食文化と中国料理の技術が融合した、ボリューム満点の丼ぶりレシピを紹介します。

作り方

中国料理の定番料理であり、白ごはんとの相性抜群 な、メインのおかずとしてもおいしい肉と野菜の炒めものを、片栗粉でとろみをつけ、白ごはんの上にたっぷり盛り付けましょう。食材の大きさを揃え、中国料理の工程で使われる食材の「油通し」をすることで、より旨みが凝縮した食感の良い仕上がりになります。

材料 2人分

160g
(5.6oz)
豚ヒレ肉 ※豚ロース肉でも可
40g
(1.4oz)
タケノコの水煮
30g
(1.1oz)
生シイタケ
30g
(1.1oz)
ピーマン
15g
(0.5oz)
ニンジン
30g
(1.1oz)
セロリ
200g
(7.1oz)
パックごはん(炊いたごはんでも可)※1

※1 料理の仕上がりに合わせてパッケージの表示通りにごはんを温めておく。

A

15g
(0.5oz)
少量
少量
コショウ
少量
卵(全卵)
適量
片栗粉
15g
(0.5oz)
サラダ油

B

15g
(0.5oz)
白ワイン
15g
(0.5oz)
醤油
15g
(0.5oz)
ウスターソース
45g
(1.5oz)
鶏がらスープ
15g
(0.5oz)
砂糖
少量
水溶き片栗粉

仕上げ

5g
(0.2oz)
ネギ(菱形に薄切り)
5g
(0.2oz)
ショウガ(菱形に薄切り)
15g
(0.5oz)
ゴマ油

ごはんをご用意ください

事前にごはん(パックご飯)をご用意ください。お米を炊いてご飯を用意される方はこちらをご覧ください。

調理の手順

約30分

豚肉の下準備

豚ヒレ肉は、約2㎝×4㎝、厚さ約3㎜幅の薄切りにしてボウルに入れ、Aを揉み込み下味を付ける。下味の順番としては、まず水、塩、コショウを合わせて混ぜ(水分を出すため)、次に溶いた全卵を揉み込む。最後に片栗粉、油を揉み込み、コーティングする。時間がある場合は15分ほど置く。

※水は硬い肉を柔らかくするために加える。肉質が柔らかい部位の場合は省いても可。

野菜の下準備

タケノコ、シイタケ、ピーマン、ニンジン、セロリは約2㎝×4㎝、厚さ約1㎜の薄切りに切る。形を揃えて切るのは、食材に同時間で火が入るようにするため。

合わせ調味料を作る

別のボウルにBを混ぜ合わせておく。

油通しをする

深めのフライパン(写真は中華鍋を使用)に油を適量(分量外)注ぎ、160~170℃位まで温度を上げる。1の豚肉を入れ30秒ほど潜らせ、火を止めてザルに上げる(油を受けるボウルを下に置いておく)。油をフライパンに戻し、2の野菜類を余熱に潜らせザルに上げる。

※油通しとは、炒める前にさっと油に食材を潜らせること。調理環境上難しい場合は省いても良いが、油通しをすることで食材の色が鮮やかに保たれ、食感もよくなる。

香味野菜を炒める

油を除いた4の鍋にネギとショウガを入れ、香りが出るまで中火で軽く炒める。

食材を加えて炒める

油通しした食材を戻し入れる。3の調味料を加え(片栗粉が沈澱しているため加える前に再度混ぜる)、食材に火が通るまで中火で 炒める(1〜2分)。

ゴマ油を加える

ゴマ油を回しかけ、全体を手早く炒めて火を止める。ゴマ油を加えることで香り高い仕上がりになる。

仕上げ

温めたパックごはんを器に移し、上から7を盛り付ける。